2018年9月26日水曜日

今は誰とも付き合っていない、いつ恋愛が始まり、いつ結婚かと思いめぐる時

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丸山眞男

日本に独裁者がいないのは、日本が個人からなる国家ではなくて蜜蜂の集団のようなものだからだ。

現代の環境から生み出されるアパシーは…必ずしも学歴や教育程度とはかかわりをもたない。むしろ官庁・大企業など巨大な組織体のなかで働くホワイトカラー層が比較的にアパシーに陥りやすい条件を具えている。

日本の政治史を見るとよくわかる。普通には残虐な支配はないが、いつたん権威信仰の雰囲気的なわくに入つて来ないとみると逆に非常に残虐になる。…徳川時代のキリシタンに対して、また現代の思想犯に対して、支配者がいかに残虐にふるまつたかがこのことを物語っている。

「おどかし屋」と世間から思われたくないと思って周囲に適応しているうちに、嘗てならば違和感を覚えた光景にもいつしか慣れ、気がついたときは最初立っていた地点から遠く離れてしまった…ナチのようなドラスティックな過程でさえ、市民の実感にこのように映じた。

「専門バカ」のインテリはたしかにいる。しかし「専門」さえもたない「インテリ」評論家の知性とは一体何だろう。むしろ庶民バカの方がまさること数等である。

インテリの「大衆」にたいする負い目の感情とないまぜになったものわかりのよさは、私にむかつくような嫌悪感を与える。創価学会を一概にファッショというなといった評価の仕方にそれを感じる。

典型的なデモクラシー国家においても大衆は巨大な宣伝及び報道機関の氾濫によって無意識のうちにある一定のものの考え方の規制を受けているのである。

恐ろしいのは最初は東亜共同体とか共栄圏ということを「おまじない」のつもりで使つていても、いつの間にか自己偽瞞によってそういう思考法が身についてしまうことです。

2018年9月18日火曜日

出会っても好きなれないからまた機会を求める、何故ダメなのかを考えましょう

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池田晶子

モノによって満たされるココロもあれば、モノによらずに満たされるココロもある。
いずれにせよ、満たされて幸せだったり、満たされなくて不幸だったりすることが出来るのは、モノのほうではなくて、いつでもココロなのだ。
そしてこういったモノに対するココロの絶対優位を自覚しているココロこそが、この世のあらゆる物事を、本当に楽しむことが出来るのだろう。

覚悟はあるなら、人生のたいていのことは、なんとかなるのではないでしょうか。
「なんとかなる」というのは、決断を誤らない、失敗をしないということでは決してない。
決断が決断である以上、それが誤る可能性、失敗する可能性は必ずあるわけですが、それらのリスクをも引き受ける覚悟で決断する、
そういう心の構えがあるなら、結果は実は二の次ではないかということです。

悲観も楽観もせずにいるのがいいのです。
「いい」というのは「望みがかなう」ということではなくて、そういう望みをもたないことが結局一番「いい」ということ。
なぜなら、わかりっこない先のことを、あれこれ思い煩うから、人間は不幸になっている。
でも、いま幸福にならずに、いつ幸福になるつもりなんですか。

死ぬとか病むとか老いるとか、当たり前のことを否定として捉えるから人は苦しむことになるのでしょう。
やはり、当たり前を当たり前として捉え、なおそれを楽しむという構えが、ひょっとしたら人生の極意なのかもしれません。

『人間は常に客観的中立的に判断し、生きるべきだと言う人はいるかもしれません。
しかし、そのように客観性を求め主観性を排すという態度自体が、その人の好み以外ではありえない。
「情動」というから、それは人間と動物に限られるように聞こえますが、どうもそれだけではなさそうだ。
「好みのオス」「好みのメス」という原始的なレベルをさらに遡ると、原子レベルにすらこの「情動」は働いているのではないか。